エンゲージリングのオーダー方式
エンゲージリングのオーダー方式
今回は、AIMで制作が可能なマリッジリングとエンゲージリングのオーダー方式についてお知らせします。
結婚指輪を探し始めたお二人にお読みいただき、ご参考にしていただければ幸いです。
1.フルオーダー
オリジナルデザインをAIMのアトリエにて原型から制作するフルオーダー。
デザイナーの提案する「世界に一つだけ」のリングをご希望の方や、共通のご趣味や思い出、誕生石のセットなど、お二人の思いを叶えられるオーダー方式です。
2.セミオーダー
AIMのアトリエオリジナルデザインからお好きなものをお選びいただき、サイズのみお客様に合わせて制作するセミオーダー。
原型を新しく制作しないため時間も料金も抑えられます。
デザインにこだわる方は、セミオーダーでも若干のデザイン変更が可能です。
リーズナブルでありながらお好みに近い仕上がりが期待できる方式です。
セミオーダーのマリッジリング・エンゲージリング
AIMでは、オリジナルリングのデザインをご覧いただいたのち、お客様の指を拝見してサイズを確認させていただきます。
サイズをご自身で測ってネットでオーダーするメーカーもありますが、同じサイズであってもお客様の指の形やリングの幅によっても違いが出てきますので、サイズ選びはできる限りデザイナーが直接お会いしてアドバイスをさせていただいております。
サイズが合わなかった場合、中にはサイズ直しを承ることのできないデザインもあります。
全体に石留めが施されていたり模様彫りがある場合は一度仕上げてしまうと修復加工が難しいため、最初のチェックを慎重に行います。
セミオーダーは基本的にリングサイズと金属の種類を選ぶのみのアトリエが多いのですが、AIMで可能なデザインのアレンジにはどのようなものがあるか、実例をもとにご紹介して参ります。
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右の画像は、左上の画像の一番上のリングをアレンジした例です。
原型は丸いリングでしたが、腕に稜線(エッジ)を作ってアクセントに。
金属はK18ピンクゴールドにて制作いたしました。
こうしたシンプルなリングなら、ワックスでも美しく出来上がるため、原型代のかからないセミオーダーで承ることが可能です。
また、左のマリッジリングもセミオーダーで承ったものです。
もとは下の画像のようなデザインでしたが、お手持ちのエンゲージリングに合うようV字型にアレンジし、艶消しの雰囲気もより輝きが引き立つように仕上げました。
リングをお選びになる場合、エンゲージリングとマリッジリングのどちらかを先に決めてご相談に来られる方もいらっしゃいます。
そんな時は、先に購入されたリングと重ねてつけられるデザインにできるようにご提案することもあります。
1本とはまた違った表情の変化を楽しめる重ね付け。
ブランドが違っても、シリーズが違っても統一感の出るデザインになるように心掛けています。
ジュエリー原型の制作工程
当アトリエで制作しているジュエリーには、ほぼすべてに原型があります。
原型があることで、その後に修正や微調整をしたり何度も同じものを作ったりする作業の手間を大幅にカットできます。
原型から完成の金属にするまでの流れは、通常はワックス→シルバー→ゴム型→ワックス→石膏型→プラチナやK18となりますが、原型をいきなりシルバーで作ることもあれば、何度も型を取る時間のない受注の場合はシルバーの工程を飛ばしてワックスのみで仕上げることもあります。
石の大きさが決まっている場合など、精度が重視される作品の場合はシルバーの方がしっかりとした仕上がりになりますが、ワックス原型のみで十分なデザインも多々あります。
原型の制作工程については、リフォーム実例でたびたびご紹介しております。
ワックスってどんな素材?
シルバーで原型を作るの?
ゴム型ってどんなもの??
といろいろな疑問が湧いた方は、そちらも合わせてご覧ください。
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